はじめに:ちょっと早起きしてみたら…
「早起きは三文の徳」って昔から言いますよね。正直、私は長いあいだ「どうせ眠いだけでしょ」と思っていたタイプでした。夜更かしが当たり前で、朝はギリギリに起きて慌ただしく支度して…そんな生活をしていました。
ところがある日、思い切って30分だけ早く起きてみたら、ちょっとした変化を感じたんです。頭がスッキリして気持ちが軽くなり、「あれ、これいいかも」と。
この記事では、そんな私が 早起きを続ける中で実感した変化 を、できるだけ身近なエピソードを交えながらお話ししていきます。
1. 朝の空気を味わうと気分が変わる
早起きして最初に感じたのは「空気が違う!」ということ。
朝の空気って冷たくて澄んでいて、深呼吸すると胸いっぱいに広がるんです。まだ人も車も少なくて静かだから、余計に心地よい。
それまでは「朝は眠いもの」と思っていましたが、ちょっと外に出て朝日を浴びると、体のスイッチが一気に入るような感覚がありました。これだけでも「早起きしてよかったな」と思える瞬間です。
2. 頭がクリアになって集中できる
夜の自分と、朝の自分ってまるで別人のようです。
夜はスマホやテレビの誘惑が強くて「あとちょっとだけ…」が積み重なり、気づけばダラダラ過ごしてしまうことも。
でも、朝は誰からも邪魔されないし、頭もリセットされているから、勉強や仕事が驚くほどはかどります。
私はブログを書くとき、夜よりも朝に書く方が文章がスラスラ出てくるのを実感しました。
3. 気持ちが前向きになる
早起きをすると自然に朝日を浴びることになりますよね。
太陽の光には「セロトニン」というハッピーホルモンを分泌させる効果があると言われています。
私も実際、早起きを習慣にしてから「イライラが減った」と感じることが増えました。気持ちが落ち着いて、1日のスタートを気持ちよく切れると、ちょっとしたことでは動じなくなるんです。
4. 自分時間が確保できる
「時間がない」が口ぐせだった私ですが、早起きすると一気に状況が変わります。
例えば、朝の1時間を「自分のため」だけに使えるんです。
- 読みたかった本を読む
- 軽く運動する
- 日記やブログを書く
夜だと疲れて「まあ明日でいいか」となりがちですが、朝は気力が残っているのでやりたいことをしっかりできるんですよね。
5. 健康にも変化が出てくる
継続してみると、体調にもいい変化がありました。
- 朝ごはんを食べる習慣がついた
- 夜自然と眠くなるようになった
- 昼間の眠気が減った
特に「夜なかなか寝付けない」という悩みが減ったのは大きな収穫でした。規則正しい生活リズムが整うと、体ってちゃんと応えてくれるんだなと実感しました。
6. 家族との関係がほんのり変わる
ちょっと意外だったのが、家族との関係です。
朝早く起きて一緒に朝ごはんを食べたり、出かける前にゆっくり会話するだけで、雰囲気が柔らかくなるんですよね。
「おはよう」を落ち着いた気持ちで言えると、それだけで1日が気持ちよく始まる。小さなことですが、確実に生活の質が上がったと感じます。
7. 早起きのコツ(無理なく続けるために)
とはいえ、最初からスパッと早起きできたわけではありません。
私が工夫したのは次のようなことです。
- まずは15分だけ早く起きる
- 夜はスマホを寝室に持ち込まない
- 朝のご褒美(お気に入りのコーヒーなど)を用意する
「明日から5時起き!」なんて無理をすると続きません。ちょっとずつ前倒しにするのがコツです。
8. 早起きで気をつけたいこと
もちろん、早起きにも注意点があります。
一番大事なのは「睡眠時間を削らない」こと。睡眠不足で早起きしても逆効果です。
また、夜型の人や仕事の都合でどうしても遅くなる人もいますよね。そういうときは「休みの日だけ早起き」でもいいと思います。無理なく、自分の生活リズムに合った形を探すのが大切です。
まとめ:早起きは小さな幸せを積み重ねる習慣
私自身、早起きを続けてみて実感したのは「生活の質がじわじわ良くなる」ということでした。
- 朝の空気が気持ちいい
- 頭が冴えて作業効率アップ
- 気持ちが前向きになる
- 自分時間が増える
- 健康や家族関係にもいい影響
「たかが早起き、されど早起き」です。大げさな目標を立てなくても、ちょっと早く起きるだけで日々の暮らしが変わっていきます。
まずは15分だけでも試してみてください。きっと「あれ、なんだか気分が違うぞ」と思えるはずですよ。
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